ディベロッパー海外就活:はじめに

  • 2019/09/02

バンクーバーで就活をして、フロントエンドディベロッパー(インターン)のオファーをいただきました。

参考までに、少し私のことを。

  • 日本での経験はフロントエンド Web ディベロッパー 9 ヶ月間(HTML5, CSS3, WordPress 少々)
  • 私立カレッジの Web & Mobile App development コース(2 年間)受講
  • ワーホリビザで 1 年間就労予定

就活のことをいろいろ書き残したいと思ってすでにいくつか記事を書いてみたけれど、誰が読みたいのか、誰のためになるのか分からなくてなかなか進みません。

私がバンクーバーに来た理由は「英語でプログラミングを勉強したかった」ただそれだけで、同じ理由で来た人にはまだ出会ったことがありません。現地就職も、帰国したときに「海外で勉強しました」だけでは就職に有利にならないと聞き、「だったら海外で就業経験も積んでおこう」と思ったのが始まりでした。

結局 Web の方に進むことにしたけれど、バンクーバーに来る前はモバイルアプリの開発を学んでみたいと思っていたし、どの方向性で就活をして行くのかを決めるのにも時間がかかりました。そして、悩んで迷っても結局、選んだのは「就職に近い」方ではなく、「理想への自分の布石」になる方。事あるごとに立ち止まって、迷って、悩んで、最後には納得のいく選択をして。これまでずっとそんな感じで一歩ずつ進んできました。

他の人の就活体験談を読んでいると、必ず定められた期間内で就職に成功しているし、その記事への反応からも、どうやって最短距離で確実にゴールまでたどり着けるかの答えが求められているのが分かります。
実は私は、カレッジの卒業要件である「インターン半年間」を満たせず卒業していません。私自身はこれで良かったと思っているので、「失敗した人」と見なされるのは悲しいけれど、限られた時間で海外就職を目指す方にとってはただの反面教師にすぎません。
そして、振り返って言えるのは、私の就活は「弱くて臆病で自信のない自分との闘い」だったと言うことです。なので、話の方向がどうしても精神面に寄って行ってしまうし、誰のお役に立てるのか…。

1 年以上ずっとほしかったオファーがもらえて、「努力が実ったね」と周りの人は言ってくれるけれど、自分の中で本当の就活を始めたのは 5 月下旬。面接もまだ改善の余地だらけだったし、まだまだ努力不足だと感じていたのが正直なところです。強運だったと思います。

ただ言えるのは、26 才でやっと見つけた本当にやりたいことを、もっともっと突き詰めたいという一心でやってきたと言うことです。せめて、強く願えば叶うものだと、だれかの背中を押すことができれば良いなと思います。

明日は初めての出勤日。
書き溜めている記事は、余裕のあるときに、もう一度見直しつつ公開していければと思っています。