プログラミングを学ぶべくバンクーバーに来て、今日で丸 3 年。
バンクーバーに来るまで実家さえ出たことがなかったのに、一度出てみたら 3 年間で一度も帰らないという始末(家族にはアメリカで何度か会った)。常にいつまでにこれをして…というプランが自分の中にあって、どんどん時間が過ぎて行きました。まだ日本に帰りたいと思う余裕があったことがありません…
バンクーバーに来てよかったこと
- 大切な友達ができた
一生付き合いたいと思える友達ができました。 - ディベロッパーやデザイナーとたくさん知り合えた
間違いなく、人生の中で一番出会いが多い 3 年間でした。別れも多いけど。 - 家族のありがたみが増した
好きなことをやってうまく行ってなくても、家族はいつも心配、応援、サポートしてくれました。就活中には祖母が「笑顔を忘れず」とメッセージをくれて、こんなに情けない私を気遣ってくれるのかと泣きました。そして、就活で一番頼ったのは他でもない妹。事あるごとに連絡して鬱陶しかったに違いないけど、いつでも一言も文句を言わず助けてくれました。家族揃って旅行でもできたらいいなぁ。 - 学びたかったことは学べたし、今後の目標も見つかった。
- 良い環境で働かせてもらえている。
バンクーバーの好きなところ
- オープンで優しい人が多い
- いろいろな国の料理が食べられる
- 夏が過ごしやすい
- 夏の 1 日が長い(夜まで明るい!)
- 公共交通機関である程度どこへでも行ける
- 服装やメイクに気を遣わず出歩ける(笑)
バンクーバーの嫌いなところ
- 雨!(9〜3 月?)
- ホームレスが多い
- 麻薬中毒の人が怖い
- 家賃が高い
やり直したいこと
英語の勉強!
海外で暮らしても英語はできるようにならないことを知りました。7 ヶ月も語学学校で勉強したけれど、私のスピーキング力改善には語学学校が合いませんでした。今からやり直せるなら、セブ島でマンツーマンの授業を受けたい。
まとめ
バンクーバーには来て本当に良かったと思います。今は好きなことを仕事にできて、周りの人にも恵まれていて幸せ。
思い返すと、日本で応援してくれている方たち、勉強を教えてくれたクラスメート、就活中に励ましてくれた友達、本当に周りの人あっての今の自分だなと思います。感謝!
今後は今の会社で来年の 8 月末まで働く予定です。
3 年間のできごと
これ以下は、3 年間のできごとをただただ記録しています。
2016 年 9 月末
観光ビザでカナダに入国。バンクーバーで生活スタート(ホームステイ)
2016 年 10 月
- 語学学校スタート
- 語学学校卒業後に通うカレッジを決定
- 新しいホームステイ先へ
2016 年 11 月
- co-op ビザを申請(7 日)
- co-op ビザの許可が下りる(25 日)
2016 年 12 月末
家族でハワイに集合
2017 年 2 月
- 語学学校卒業
- カレッジの本コースが始まるまで無料の ESL クラスを受講
2017 年 3 月
シェアハウスに引っ越し
2017 年 5 月
カレッジにて Web&Mobile App development コーススタート
2017 年 6 月
- 印刷屋で週 20 時間のバイトを始める。(※プログラミング初心者に 週 20 時間のアルバイトはオススメしません。勉強時間が足りません…)
- 妹のいるカリフォルニアへ。姪っ子と初対面。母にも会う
2017 年 10 月
今後の方向性の相談をしにエージェントへ。Backend developer を目指すことに決める。
2017 年 12 月
- 学校でモバイルアプリ開発の授業を受けながら Backend developer を目指す余裕がなく、一瞬モバイルアプリの developer を目指すことにするが、決断を持ち越すことに決める。(ゆうみさんありがとうございます!)
2018 年 1 月
学校で Android アプリのファイナルプロジェクトが始まる
2018 年 2 月
Node.js を触ってみたり。学校の先生にバックエンドの勉強をしていると言うと、junior の需要はないからプロジェクトに集中するようにと言われる。
バックエンドは諦める。Android ディベロッパーを目指すか、Web ディベロッパーを目指すか悩む。
2018 年 3 月
学校のアドバイザー経由で 2 社面接を受ける。E-commerce の会社とデザインエージェンシー。E-commerce の会社で Backend developer として 4 ヶ月のプラクティカム(無給)を開始する。(プラクティカムをしている人はたくさんいて、大体数日〜数週間でやめていく。私は 4 ヶ月続けて Backend の勉強もできたし、リファレンスにもなってもらったし、先日オフィスに行っていろいろ話もできたし、この決断は良かったと思う)
2018 年 4 月
8〜17 時プラクティカム、18 時〜学校のプロジェクト、さらにバイトとハードな日々。奇跡的に学校のプロジェクトが終了。
2018 年 5 月
co-op 期間が始まる。私はプラクティカムを続行。週 2 日はアルバイト。
2018 年 7 月
プラクティカムの期間終了。始めるときに「4 ヶ月が終了した際、働きぶりと会社の状況によっては雇う」と言われていたが、「年末に雇う」と言われる。断った。
2018 年 8 月
- 学校のアドバイザー経由で 1 社と電話面接し、ボランティアのオファーを受ける。(Joomla!を触ったりしたが、完全に時間の浪費だった…)
- クラスメート経由で日本から Web サイト制作の仕事を受ける。25 ページの WordPress サイトを制作。
2018 年 9 月
- ボランティアを辞めることを決意した矢先、クライアントのサイトを誤って消してしまう。働いて償うしかない…と暗黒期に入りかけたが無事復活、ボランティアを辞める。(ゆうみさんありがとうございます!)ちなみに消してしまったサイトは数時間後には元どおり。今後は絶対バックアップ等確認する!
- 8 月に制作を始めた WordPress サイトを公開
- ワーホリを申請
2018 年 10 月
- 印刷屋でのバイトを辞める
- カレッジの卒業を諦める
- 妹のいるカリフォルニアへ。母・弟と会う。
- JavaScript の勉強を始める。
- 内向型の悩みから解放される。
2018 年 11 月
バンクーバーに帰ってくる
2018 年 12 月
- 以前応募していた日系の会社の面接に呼ばれる。パートタイム、期限付のポジションに応募したが、フルタイムのポジションの面接だった。目指そうとしていた方向とは違う仕事内容(Web サイトコーディングや SEO 等)だったが、経験も積めるし金銭的な余裕もできるし迷う。結果が通知される前にお断りする。CEO とお話しできて、とても良い機会だった。
- 「プログラミングを 1000 時間勉強して、ソフトウェアエンジニアになるまでにやったこと」というブログに感化される。きっちりはかって 1 日 8 時間以上勉強することを決める。
- Andrei Neagoie の未経験から JavaScript ディベロッパーになる勉強法に沿って学習を進める。
- React を勉強し始める。
2019 年 1 月
プロジェクト・ポートフォリオを作る
2019 年 2 月
- 妹の仕事の繁忙期に合わせて家事を手伝いにカリフォルニアへ
- GitHub の README 等仕上げ
- 学校のアドバイザー経由でビデオ面接を受ける
2019 年 3 月
中旬より就活開始。
2019 年 4 月
Web developer として応募すること 57 社。オンサイト面接 1 社。(電話面接が怖くて返信が来てほしくないと思っていた…)
2019 年 5 月
- 自信を持って就活できるよう方向性を見直し
- アドバイスをもらい、履歴書、ポートフォリオをリニューアル
- React developer として就活再開(下旬)
- 3 社応募
2019 年 6 月
- 自己アピールにも自信がつく(ゆうみさんありがとうございます!)
- 34 社応募、5 社電話面接
2019 年 7 月
- アメリカのスタートアップから突然電話がかかってくる。数ヶ月無給で働いて、そのあと雇うが興味がないかと聞かれる。チャンスなのかもしれないと思い受けかけるが断る。
- 9 社応募、6 社電話面接、1 社オンサイト面接
2019 年 8 月
- テクニカル面接、HR 面接、オファー
- 12 社応募、働き始めた後に 1 社から電話面接のオファーを受ける
- co-op ビザ失効
- 観光ビザ切り替え申請
- ワーホリビザ有効化・SIN ナンバー取得
2019 年 9 月
インターンとして就労開始